「トゥーティッキ 心の散歩道」 ~自分と出会う心理学あれこれ~

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なおこ心理相談室|トゥーティッキ 心の散歩道

名付けられること@ムーミン、千と千尋の神隠し

皆様、こんにちは。

 

札幌市近郊恵庭市のカウンセリングルーム「なおこ心理相談室」の足立直子です。
こちら恵庭は昨日は夏日でした!
今年初の短パン半そでで過ごしていました。
これから本格的に夏になるのですね!
楽しみです。

 

さて、今日は「名付けられること」をムーミンと千と千尋の神隠しからみてみましょう。

 

ムーミンの中で、「ものの数には入らない者に特有の眼をしたクリープ(小さな生き物)」が出てきます。
このクリープには名前がないのです。
このクリープはスナフキンに出会うと、スナフキンのことを非常に称賛します。
スナフキンはその称賛が非常に不快です。
そのためスナフキンはクリープに
「だれかをあんまり崇拝しすぎると、本当には自由になれないんだよ」
と言ったりします。

 

ふとスナフキンはふと、そのクリープに名前を聞きます。
するとクリープは「こんなちびだから名前もないし、名前はなんだいと訊かれたこともない」
と言い、スナフキンはそんなクリープの名付け親になることになります。

 

スナフキンが思いついた名前は、
「楽し気にはじまり、楽し気に終わる響き」という意味の「ティーティーウー」というものでした。

 

この名前をもらってから、ティーティーウーに変化が訪れます。
とつぜん目を輝かせ、おどおどと自信無げな物腰はどこへやら、生まれ変わったように活発になりました。
スナフキンへのお礼もそこそこに茂みの中にぷいと姿を消してしまいます。
「ずいぶん時間を無駄にしたから、、ぼやぼやしていられない」
と表札をつくったり、活発に動き回ります。
もうスナフキンを称賛したりはしません。

 

ティーティーウーはきっと、名付けられたことで、唯一無二の自分になれたのでしょう。
アイデンティティが確立し、自分自身に責任が与えられ、自由になったものと思われます。

 

そういえば千と千尋の神隠しで、千尋は湯ばあばに「名前」をとられましたね。
千尋と言う名前を忘れ、「千」として働きました。
そして「千尋」という名前を思い出したときには、感動が呼び起こされました。

 

名付けられること、
これは唯一無二の自分であるということ、
アイデンティティが確立するということなのではないかと思いました。

 

親から名付けられた大切な名前、
皆様の名前はどんなでしょう。
名前を大切にしたいですね。

 

 

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