7Mar
皆様、こんにちは。
札幌市近郊恵庭市のカウンセリングルーム「なおこ心理相談室」の臨床心理士の足立直子です。
日に日に日が長くなり、気温がプラスになることも増えてきました。
3月1日には春の嵐で、全道荒天でした!
でも、これから春がくると思うと、待ち遠しく、ワクワクします。
先日、目にした記事に‘児童精神科初診まで平均10か月待ちの状態’ということが書いてありました。
こちら北海道では、児童精神科初診まで2~3か月から半年待ちと窺っています。
全国的に発達障がいの知識が広まるにつれ、ご自分やご家族の発達を心配しての受診が増えていることは確かなようです。
その記事には、ここまで初診までに期間がかかるのは‘発達障がいの診察には、時間がかかるが、診療報酬が少ない’ことが原因ではないか、とありました。
診療報酬が少ないという経済的な事情があって、なかなか発達障がいを診る診療所・クリニックが少ない、
その前にそもそも発達障がいを専門とする児童精神科医が少ないという現状があるようです。
当相談室では今年1月からプレイセラピーや療育を出来るようにプレイルームを増設しました。
開設から3年が経ちますが、プレイセラピーや療育のご希望が多く、カウンセリングルームでは対応しきれなくなったためです。
プレイセラピーや療育というと、お子様が対象と思われがちですが、
ちょっと手仕事をしながら話をしたい、というご希望にも添うことが出来ます。
大人の方でも、手仕事をしながらの方がお話しやすいという方は、どうぞお申し付けくださいね。
プレイルームという場を増設したことで、今までの保護者様からのお子様の発達の相談・育ちの相談だけでなく、
実際にお子様にお会いしてセラピーをすることが出来るようになりました。
先程の初診まで10か月待ちの間に、得意領域や苦手領域を知能検査でつかみ、より暮らしやすくするための療育をすることができます。
そしてその経過を、初診の時に主治医に伝えることも可能です(主治医の先生へのお手紙は無料でお作りしております)。
一人ひとりの子どもたちが、より自分らしく育っていきますように。
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