31Mar
苫小牧、千歳、恵庭、北広島、新札幌、札幌、その他の地域でカウンセリング、心理検査を提供している「なおこ心理相談室」の公認心理師/臨床心理士の足立直子です。
今日で3月も終わり、明日には新年度となります。
別れと出会いがクローズアップされる時期、
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
私は1/5に外出先で転倒して足首骨折、
1/20に階段から落ちて膝骨折、
と2024年はなかなかハードなスタートとなりました。
しかし人間の身体は回復力があるのですね、
もう骨折は完治し、今は固まってしまった足首をリハビリしています。
さて、今日は私の大好きな詩をご紹介させていただきます。
この詩は昔から知ってはいて、「いい詩だな」とは思っていたのですが、
私が病を得ることになって、ますますこの詩の良さが身体にしみわたるようになりました。
では早速、その詩をご紹介させていただきますね!
私は傷をもっている
その傷のところから
あなたのやさしさがしみてくる
星野 富弘「風の旅」より
病を得ると、それが身体の病であれ、精神の病であれ、人は弱みをもちます。
そこを最初は庇っていると思いますが、
庇っているうちに、少しずつ傷口にかさぶたがはり、
皮膚が薄く貼ってきて、徐々に傷は治ってきます。
その時に、最初のうちは庇うのは当然ですが、
庇い過ぎると、孤立してしまうこともあるかもしれません。
大事な人にのみカミングアウトする、とか、
頑張ってヘルプマークを鞄につけてみるとか、
自分の味方になってくれそうな人には、
勇気を出して打ち明けてみるとよいかもしれません。
そうして、庇う手を少し外してみると、
人のやさしさや有難さ、自分では持ちえない視点をもらえるものと思います。
家族にも、友達にも言えないことがあるかもしれませんね。
そんな時には、当相談室にいらしてください。
オンライン(zoomやスカイプ)も可能です。
秘密は守りますので、安心して、打ち明けてみることはいかがでしょうか。
皆様が明日からの新生活を充実して送れることをお祈りしております。
➡ご予約・お問い合わせ(難病患者さんのグループ・セラピーも受付中です)
なおこ心理相談室
公認心理師/臨床心理士
足立直子
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