12May
皆様、こんばんは。
札幌市近郊恵庭市のカウンセリングルーム「なおこ心理相談室」の臨床心理士の足立直子です。
今日は恵庭市は初夏の陽気でした。
数日前までは寒かったのに…
この季節、北海道は気温の上下が激しいです。
身体がついていかず、ずっと風邪気味です。
皆様、体調はいかがですか?
以前に読んだ論文で、ご老人に箱庭を作成していただくという研究報告が掲載されていました。
この研究では、ご老人にお願いし、箱庭を作成していただくのですが、
ご老人の多くが、子育て時期など‘大変だけれど、自分が活躍していた時期’を思い出し、箱庭を作成されていたのです。
子育てに奮闘している時期、お仕事をバリバリ頑張っておられる時期…
ご老人はそれぞれ、自分が活躍している時代を思い出し、心をはせ、箱庭を作っていただいたのだろうと思います。
そして、箱庭作成後、気持ちも少しマイルドになられたようでした。
そこで、私自身、「私が老人になった時、どんな箱庭を作るかな?」とふと思いました。
今思い返して、私が一番光っていた時期は学生時代かな、と思います。
大好きな心理学について座学だけでなく、実際にトレーニングをしていただき、とても忙しくも楽しい毎日でした。
徹夜で論文にまみれて卒論や修論を作成していたのは、よい思い出です。
次に思ったのが闘病の時期です。
この時期は全く光っていませんでしたが、たくさんの心の訓練をしていたように思います。
思い返すには、思い出が重苦しすぎて、辛いですが、
たくさんの入院中の思い出は、確実に私の成長につながったように思います。
入院中に出会った先輩患者さんたちは、私の目標になっています。
あなたの思い出の時代は、どんな時代ですか?
少しの時間、ちょっと思いをはせてみてみましょう。
自分の土台となる時代がみえてくるかもしれません。
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