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なおこ心理相談室BLOG 〜札幌近郊カウンセリングルーム〜

苦悩の中人生を切り開いていった事例

札幌市・恵庭市・千歳市・苫小牧市・北広島市・江別市の公認心理師/臨床心理士によるカウンセリングルーム「なおこ心理相談室」の足立直子です。

今日も恵庭は冷えていました。
明日は最高気温がプラス9℃になる予報です。
雪が一気に溶けそうです。

今日は苦悩の中人生を切り開いていった女性の事例についてみてみましょう。
(事例は個人が特定されないよう加工してあります。事例掲載は本人の了承を得ています)

その女性は新社会人になることを夢見て、就職活動中の身です。
まだ成人はしていませんでしたが、彼女のお母さんは強い人で、彼女のことをコントロールしようとしておられました。
彼女が選択したのはお母さんが望む職種ではなく、お母さんは自分が望む職種に就くように彼女に強く助言しておられました。
一方、彼女はお母さんの選択した職種では、とうてい働けない、と思っていました。
そんな風に親子で意見が衝突して、当相談室に訪れました。

彼女は芯の強い女性でした。
しかし母から自分に合わない職業を押し付けられたことで、抑うつ状態に陥っているように見えました。
母には、そんな彼女の苦労は届いていないようでした。

カウンセラーはまず、両者の意見を簡潔にまとめて述べることで、この状況を客観視できるように促しました。
そして彼女が彼女の望む職種につきたい訳を聞き、母親に伝えました。
母親は了承しかねていました。
母親がその職種にこだわる訳を聞きました。
母親は自分がなりたかった職種を、彼女に託していることが分かりました。

振り返ると、彼女はいままで母親の希望通りの人生を歩んできて、親子カプセルのようになっていたことが分かりました。
この親子の密着が、彼女が成長したことにより、齟齬が生じ、今回の事態を招いていることが分かってきました。

カウンセラーはそろそろ彼女は自立する年齢ではないか、と母に話しました。
カウンセラーは、母親に、自立と孤立は違い、まだ依存も時として必要なので、そういった時には、彼女を支えてあげてはどうかと助言しました。

母親はしぶしぶでしたが、彼女の意見を尊重することにし、自分の意見は一旦ひっこめることに決めました。
彼女は自分の希望する道に進み、元気に活躍し始めて、セラピーは終結しました。
しばらく期間が空き、彼女から予約が入りました。
今、充実して仕事に就けていることが報告されました。
彼女が進んでいる道に誤りがなかったことを確認と報告の面接となりました。
カウンセラーは彼女の歩んでいる道に間違いがないことを伝え、自信をもって進んでほしいと伝えました。

今も彼女が充実して生活していることを願っています。

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なおこ心理相談室
公認心理師/臨床心理士 足立直子

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