12Feb
皆様、おはようございます。
札幌市近郊恵庭市のカウンセリングルーム「なおこ心理相談室」の臨床心理士の足立直子です。
一年で一番寒い季節になりました。
札幌では雪まつりが開催されています。
街に出ると、旅行客であふれています。
私たちは見慣れた雪ですけれど、きっと新鮮な驚きがあるのでしょう。
北海道で楽しいひと時をお過ごしくださいませ。
私がスクールカウンセラーをしていた頃、生徒たちにせっせとお便りを出される先生がおられました。
そして生徒に配るお便りを職員室の先生たちにも配ってくださいます。
文字を読むのが好きな私は、そのお便りを楽しみにしていました。
その先生は松下幸之助さんの言葉をよく引用されていました。
先日図書館に行ったら、「人生と仕事について知っておいてほしいこと」というタイトルの松下幸之助さんの言葉を集めた本がありました!
早速借り、読むと、心に染み入る言葉がいっぱいです。
その中から‘人生の道’についての松下幸之助さんの言葉を共有させていただきます。
ちょっと長いですが、引用します。
自分には自分に与えられた道がある。
天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。
自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。
広いときもある。
せまい時もある。
のぼりもあればくだりもある。
坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
この道が果たしてよいのか、悪いのか、思案にあまる時もあろう。
なぐさめを求めたくなる時もあろう。
しかし所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろと言うのではない。
いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。
自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
深い喜びも生まれてくる。
暗中模索して、辛い時、この言葉は歩む一人ひとりにエールを送ってくれるように感じました。
皆様の歩む道の幸せを祈って。
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