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なおこ心理相談室BLOG 〜札幌近郊カウンセリングルーム〜

札幌市・恵庭市・千歳市・苫小牧市・北広島市・江別市の公認心理師/臨床心理士によるカウンセリングルーム「なおこ心理相談室」の足立直子です。

今日の恵庭は曇り空です。
しばらく暑い日が続きましたが、一旦暑さはおさまりました。
当相談室ではバラが咲き始めました。
今年も一番に咲いたのはアスピリンローズです。

今日は私の好きな名言として‘ニーバーの祈り’を皆様と共有したいと思います。
私がこの名言に出会ったのは、病気の最盛期で、にっちもさっちもいかなくなり、入院が半年に及んだ頃です。
確かテレビでアルコホーリクス・アノニマス(アルコール依存症克服のためのグループ)についてやっており、
このグループのプログラムに採用されたニーバーの祈りを知ったのです。

God,give us grace to accept with serenity the things that cannot be changed,
Courage to change the things which should be changed,
and the Wisdom to distinguish the one from the other.

神よ、変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ。
そして
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ
(ラインホールド・ニーバー 大木英夫訳)

この世の中を生きていると、
時折、病気や死別やそれに匹敵する‘受け入れがたいけれども受け入れざるを得ないもの’が私たちを襲ってきます。
「そんなこと経験したことないよ」という人はいるでしょうか。
そんな時にこの言葉は心に染みわたるのではないかと思います。
私は病気の最盛期の当時は、‘変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ’という言葉にうたれました。
当時はまだ病気を受け入れるだけの心の準備が整っていなく、心の中が混沌として、何を引き受けたらいいのか、何を諦めたらいいのか、それが分かっていませんでした。
その時にこの言葉に出会い「そうだ、識別する知恵が欲しいんだ、私は!」と気が付き、この時点から病気の受容のプロセスが進んだと思っています。

また私が応援している、精神障害や発達障害などの生きづらさをもった当事者の地域活動拠点‘べてるの家’でも、ニーバーの祈りを大切にしています。
べてるの家では様々な名言がありますが、今回は統合失調症の早坂潔さんの一言を皆様と共有したいと思います。

‘病気と付き合うってことはな、自分と付き合うってことだな’
(べ輝の家はいつもぱぴぷぺぽ すずきゆうこ作)

私の場合は、天気や季節によって変わる病気の症状と付き合う中で、「あぁ、この病気も私の中の一つで、まぎれもない私自身なんだな」と思っていました。
そしてこの言葉に出会い「そうだなぁ、闘病って、いかに自分と付き合うかってことだよな」と深く納得しました。
べてるの家では、この様な名言がたくさん生まれています。
またこのブログでも紹介させていただきますね。
私の愛読書の一つは「べ輝の家はいつもぱぴぷぺぽ すずきゆうこ作」です。
この本は漫画でべてるの家の様子を綴っておられるのですが、
ほっこりあたたかく、時に笑い、時に涙するような本になっており、
寝る前に読むのに良い一冊になっています。
お薦めの一冊です。

精神障害など生きづらさを抱えた人たちの心が少しでも楽になりますように。

ご予約

なおこ心理相談室
公認心理師/臨床心理士 足立直子

 

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