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なおこ心理相談室BLOG 〜札幌近郊カウンセリングルーム〜

ストレスチェック実施者養成研修を修了しました

札幌市・恵庭市・千歳市・苫小牧市・北広島市・江別市の公認心理師/臨床心理士によるカウンセリングルーム「なおこ心理相談室」の足立直子です。

季節外れに暑い日が続きますね。
台風が接近したりと、お天気が安定しない様子です。
それでも確実に秋に近づいてきていますね。

そんな9月9日(月)にストレスチェック実施者養成研修を受講し、無事修了することができました。
ストレスチェック制度とは平成27年12月に施行された制度で、定期的に労働者のストレスの状況について検査を行い、本人にその結果を通知して、自らのストレスの状況についての気付きを促し、個人のメンタルヘルス不調のリスクを低減させるとともに、検査結果を集団的に分析し、職場環境の改善につなげることによって、労働者がメンタルヘルス不調になることを未然み防止することを主たる目的とした制度です。
主に心理士の仕事としては、‘産業分野’に分類される領域です。
要するに働く人が生き生きと働くことが出来、メンタルヘルス不調を未然に防ぐことが出来、職場も和やかな個人の個性を生かせる雰囲気を作ることが出来る、そのようなことを目指した制度のことです。
産業領域では、過重労働の問題、いわゆるブラック企業の問題、ハラスメントの問題など…様々な問題が山積しています。

具体的にどのようなメンタルヘルスケアがあるかというと、
「セルフケア」「ラインによるケア」「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」「事業場外資源によるケア」があります。
①「セルフケア」
労働者自身がストレスやメンタルヘルスに対して正しく理解し、自らのストレスに気付き、そのストレスに対処するケア。
②「ラインによるケア」
管理監督者が、職場環境や部下の行動様式を事前に把握し、労働者からの相談を受けやすい環境を整えるケア。職場復帰する部下への支援を行うケア。
③「事業場内産業保健スタッフ等によるケア
事業場内の産業医等産業保健スタッフが、こころの健康づくり計画の実施に当たり、中心的な役割を担う。労働者や管理監督者を支援するケア。
④「事業場外資源によるケア」
事業場以外の専門的な機関や専門家から情報提供や助言を受けるなど、サービスを活用するケア。

当相談室が産業領域に関わるとしたら④「事業場外資源によるケア」になるでしょう。
当相談室にもお仕事関係での相談も多くみられており、今回の講習も興味をもって聞かせていただきました。
産業領域と一言で言えども、働く人の悩みは本当に多種多様です。
当相談室では発達障害に関係する相談が多くみられています。
発達障害を診断されている場合、障害者枠での働き方もありますが、障害の程度が軽く、一般の枠で働いておられる方もたくさんいらっしゃいます。
その際に、ご自分の特性で苦労されるケースが多いものと思われます。
時間の管理の問題、優先順位をつけられない故の悩み、対人関係の悩み、仕事をこなせない悩み…などたくさんあります。
当相談室では、その個々の問題について、ご本人と具体的に話し合い、解決策を見つけるお手伝いをさせていただいております。

働く人が生き生きと輝いて活躍できるように、私も研究を重ねていきたいと思います。

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なおこ心理相談室
公認心理師/臨床心理士 足立直子

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