18Oct
札幌市・恵庭市・千歳市・苫小牧市・北広島市・江別市の公認心理師/臨床心理士によるカウンセリングルーム「なおこ心理相談室」の足立直子です。
今日の恵庭は青空ですが、すごく冷えています。
札幌は恵庭よりも少し暖かでした。
でももう薄いダウンコートが必要です。
北国はそろそろ冬支度ですね。
そんな今日は日本精神分析学会65回大会が札幌で開催されています。
今日は朝早くから学会が開催される札幌コンベンションセンターへ向かいました。
精神分析、という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
精神分析の源流はジークムント・フロイトに遡ります。
ちなみにカール・ユングが唱えた説は分析心理学と言い、精神分析とは分けられています。
私が精神分析に出会ったのは、大学学部学生の時でした。
当時、児童養護施設でプレイセラピーのトレーニングを受けており、卒業論文で、ケース研究をすることになりました。
プレイセラピー自体は、ロジャーズのクライエント中心療法を子どもバージョンにした理論を用いて行いましたが、その解釈にアンナ・フロイト(ジークムント・フロイトの娘)の理論を用いたのです。
そのため当時はアンナ・フロイト、ジークムント・フロイトなど様々な精神分析学派の人の論文を読みました。
その思い出は、とても充実したものとして、私の心に残っています。
今回の日本精神分析学会の北海道開催は、16年前の2003年以来のものです。
折角なので、開催を知ってすぐに申し込んで、楽しみに心待ちにしていました。
私自身はロジャーズのクライエント中心療法をセラピーの理論的背景にしていますが、クライエントさんを理解するときに精神分析が利用できることがあります。
特に逆転移の解釈は重要と思っています。
今日の学会でも発表される先生方は、逆転移感情が起こった時に、しっかりそれを感じ、考え、解釈しておられました。
その姿勢は私の日々の臨床にも生かせられると思いました。
学会は今日が初日で、後2日開催されます。
明日もためになりそうな発表が目白押しです。
頑張って朝早く起きて、行ってきますね。
→ご予約
なおこ心理相談室
公認心理師/臨床心理士 足立直子
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